てんれい桜 (河津桜系) 花期2月中旬~3月上旬
平成4年先代典嶺和尚が、伊豆を訪れたとき、早咲きの河津桜に感動し早速地元の人に苗を求めた所、当時河津桜は、門外不出で入手出来ませんでした。そこで枝を数本いただいて、挿し木したところ、その内の1本が発根しました。その苗を大事に育てたのがこの木です。恐らく三重県で作られた第1号の河津桜であろうと思われます。
典嶺和尚は、この桜の生長を見とどけられず平成9年に亡くなりましたが、見事に成長したこの桜を、平成15年先代の名に因み「てんれい桜」と命名しました。当山境内にこの桜の子孫が8本、さらに境内近辺に20本の「てんれい桜」植えられ、一足早い春の訪れを毎年告げています。
平成18年紀北町から申し入れがあり、てんれい桜苗木2本を寄贈、その桜は、ごんべいの里に植えられ「ごんべい桜」と命名された。
庭園 (旧本堂西側)
山門
石垣
波切は、石工の町ですが、当山の石垣は、万延年間に積まれ波切石工の代表作です。石垣の上の瓦の土塀は明治30年に構築されました。
本堂・旧本堂・鐘堂・弁天堂
新本堂(大悲殿) 平成9年4月竣成。 ホール形式の現代的本堂 | |
旧本堂(大慈殿) 万延元年建築 屋根瓦は、塩害に強い黄色い陶器瓦、ちょっと中国風 | |
新本堂欄間(釈尊一代記) | 旧本堂十王図の額 |
鐘撞堂 | 弁天堂 |