あじさい園 花期5月中旬~6月下旬
昭和62年にあじさいを植え始め、現在約50種1、500株のあじさいが植わっています。当山のあじさいの特徴は、寺を取り巻く斜面に花が植わっていることです。本堂からの眺めは、天上から降り注ぐ散華の如く、それはあたかも花極楽です。
てんれい桜 (河津桜系) 花期2月中旬~3月上旬
平成4年先代典嶺和尚が、伊豆を訪れたとき、早咲きの河津桜に感動し早速地元の人に苗を求めた所、当時河津桜は、門外不出で入手出来ませんでした。そこで枝を数本いただいて、挿し木したところ、その内の1本が発根しました。その苗を大事に育てたのがこの木です。恐らく三重県で作られた第1号の河津桜であろうと思われます。
典嶺和尚は、この桜の生長を見とどけられず平成9年に亡くなりましたが、見事に成長したこの桜を、平成15年先代の名に因み「てんれい桜」と命名しました。当山境内にこの桜の子孫が8本、さらに境内近辺に20本の「てんれい桜」植えられ、一足早い春の訪れを毎年告げています。
平成18年紀北町から申し入れがあり、てんれい桜苗木2本を寄贈、その桜は、ごんべいの里に植えられ「ごんべい桜」と命名された。
庭園 (旧本堂西側)
山門
石垣
波切は、石工の町ですが、当山の石垣は、万延年間に積まれ波切石工の代表作です。石垣の上の瓦の土塀は明治30年に構築されました。
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